いきいき健康法 美術館めぐりの旅 ふるさとの歴史散策 ミュージカル誓いのコイン

美術館めぐりの旅タイトル

『坂の上の雲』の世界を具現。坂の上の雲ミュージアム散策。

オープンして5年目、毎年新たな展示に取り組む坂の上の雲ミュージアム。今年は「バルチック艦隊と真之」。約7か月の航海の末、日本海へ姿を現したバルチック艦隊。その戦いは、世界戦史に類例のない一方的な展開となりました。

勝因は政治・外交・軍事・経済などオールジャパンで取り組んだ結果。日露戦争に勝利した日本ですが、わずか40年後には滅亡への道を歩むことになります。松山出身の3人の主人公たちの愚直でひたむきな生き方から多くのことを受け取ることができます。12月にはスペシャルドラマ『坂の上の雲』第3部が放送されます。

連立式平山城として名高い松山城。その南麓には二の丸史跡庭園があります。藩主の生活をする屋敷や政務を行う部屋がありました。

明治になって藩庁として使われていましたが、明治5年消失し、のち衛戍病院が建設され、日露戦争時には、傷ついたロシア人将校や比較的重症の兵を受け入れてきました。

この二の丸の大井戸から2010年2月、ロシア人青年将校と日本人女性看護婦の名前が彫られた1899年製の10ルーブル金貨が発見されました。

金貨には「コステンコミハイル」、「タケバナカ」と彫られています。二人とも当時松山にいた実在の人物ということがわかり、二人の友情の証ではないかとみられています。


ミュージカル「誓いのコイン。せつないほど美しい愛の物語…

日露戦争の時代、松山へ大量に送られてきたロシア兵捕虜と、松山で看護婦をしていた女性との愛と青春の物語をミュージカルに仕立て、来年3月までロングラン公演をしているのが坊っちゃん劇場。

松山市のお隣、東温市にある「レスパスシティ」内に誕生して、今年で6年目。毎年1作品、四国・瀬戸内地区の歴史・文化を素材にしたオリジナル作品を制作、上演しています。今作がミュージカル「誓いのコイン」。

松山城下二之丸史跡より発掘された旧帝ロシアの金貨に、男女の名前が彫られており、調査を進めていくと、その男女は実在するロシア兵捕虜と日本人看護婦だったことが判明しました。

このコインから着想を得て、制作されたのが、ミュージカル「誓いのコイン」です。

舞台では二人の男女が互いへの想いをはぐくみつつ、二つの国をつなぐ架け橋となる夢をふくらませていきます。しかし戦争が終わると同時に、二人は大きな決断を迫られます。そのとき、彼らがコインに誓ったものは・・・。


※ミュージカル、バスツアーの詳細は情報誌「もみじおとな時間 第8号」をご覧ください。